巻き肩

こんなお悩みはありませんか?
首こり・肩こり・背中の痛み
肩が前に出ることで、首や肩、背中の筋肉に緊張が生じ、血流が悪くなるため、慢性的なこりや痛みの原因となることがあります。
頭痛・めまい
首や肩の筋肉の緊張が自律神経のバランスを乱し、緊張型頭痛やめまいを引き起こすことがあるため注意が必要です。
腰痛
巻き肩は猫背とともに起こりやすく、背骨や骨盤の歪みを招くことで、腰痛のリスクが高まります。
四十肩・五十肩のリスク増加
肩関節の動きが制限され、可動域が狭くなることで、四十肩・五十肩になりやすくなる場合があります。
ストレートネックの悪化
巻き肩の影響で頭が前方に出やすくなり、ストレートネックの症状を悪化させる可能性があります。
呼吸が浅くなる
胸郭(胸まわりの骨)が圧迫され、肺が十分に膨らみにくくなるため、呼吸が浅くなりやすいです。その結果、疲れやすくなったり、酸素不足による集中力の低下が起こることもあります。
巻き肩について知っておくべきこと
肩こり・首こり・頭痛
肩が前に出ることで筋肉が緊張し、血流が悪くなります。そのため、肩こりや頭痛の原因となることがあります。
姿勢が悪く見える(猫背・老けた印象)
背中が丸まり、胸が縮こまることで、実際の年齢よりも老けた印象を与えやすくなります。
バストの位置が下がる・二の腕が太く見える
巻き肩によって胸が圧迫されるため、バストの位置が下がって見えることがあります。また、肩が内側に入ることで二の腕が太く見えやすくなります。
呼吸が浅くなる・疲れやすくなる
胸郭(胸まわりの骨)が圧迫されることで肺が十分に膨らみにくくなり、呼吸が浅くなる傾向があります。その結果、疲れやすさを感じることもあります。
症状の現れ方は?
巻き肩の進行による症状の変化
初期
肩が内側に入っている感じがする
→ 鏡で見ると肩が前に出ているのが分かり、胸が縮こまり姿勢が悪く見えます。
首や肩の違和感や軽いこり
→ 特に長時間のデスクワークやスマホ使用後に、首や肩のこりを感じやすくなります。
中期
肩こり・首こりが慢性化
→ 肩甲骨周りの血流が悪くなり、筋肉が常に緊張している状態です。マッサージを受けてもすぐに元に戻ってしまいます。
頭痛やめまいが増える
→ 首や肩の筋肉の緊張が神経を圧迫し、緊張型頭痛やめまいの原因となります。
肩や腕の動きが悪くなる
→ 肩が前に出ているため腕を上げにくくなり、可動域が狭くなります。服を脱ぐ動作がスムーズにできないこともあります。
後期
四十肩・五十肩になりやすい
→ 肩関節が固まり、腕がスムーズに動かせなくなることがあります。
神経圧迫による腕や手のしびれ
→ 巻き肩が悪化すると神経が圧迫され、腕や手にしびれが出ることがあります(胸郭出口症候群のリスク)。
その他の原因は?
長時間のデスクワーク・スマホ使用
→ パソコンやスマホを長時間見ることで、画面をのぞき込む姿勢になりやすく、肩が内側に入り巻き肩を引き起こします。
猫背やストレートネックとの関連
→ 猫背やストレートネックになると、首が前に出て肩も内側に入りやすくなります。
腕を前に出す動作が多い
→ 料理、裁縫、楽器演奏、運転など、腕を前に出して作業する時間が長いと、肩が前方に引っ張られます。
片側だけでバッグを持つクセ
→ 片方の肩に負担がかかり、肩のバランスが崩れて巻き肩になりやすくなります。
ストレスや精神的な緊張
→ ストレスがあると無意識に肩をすくめる癖がつき、肩周りの筋肉がこわばって巻き肩になりやすくなります。
加齢による姿勢の変化
→ 年齢とともに筋力が低下し、背中が丸まりやすくなることで巻き肩が悪化することがあります。
巻き肩を放置するとどうなる?
首・肩・背中の痛みが慢性化する
⚪︎ 肩こり・首こりが悪化
→ 巻き肩により肩や首の筋肉が常に緊張し、慢性的なこりや痛みが生じやすくなります。マッサージや整体で一時的に楽になっても、すぐに元に戻ることが多いです。
⚪︎ 背中の痛みが出る
→ 背中の筋肉が引っ張られ、背中全体に違和感や痛みを感じることがあります。
ストレートネックを悪化させる
⚪︎ 巻き肩はストレートネック(首の自然なカーブが失われた状態)を悪化させ、首への負担を増やします。
頭痛やめまいが増える
→ 首や肩の筋肉の緊張が血流を悪化させ、緊張型頭痛やめまいの原因になることがあります。
当院の施術方法について
全身矯正
骨盤を含む上半身・下半身の歪みを整え、全身のバランスを改善する施術です。体の歪みを正すことで、巻き肩の改善を目指します。
上半身ストレッチ
胸筋など巻き肩の原因となる筋肉を中心にストレッチを行います。筋肉の柔軟性を高めることで、巻き肩の症状を緩和します。
猫背矯正
筋肉にアプローチし、猫背の姿勢を改善します。猫背の改善に伴い、巻き肩も自然と整いやすくなります。特に胸筋や肩甲骨周りの柔軟性を高めることが効果的です。
軽減していく上でのポイント
1. 正しい姿勢を意識する
胸を軽く張り、肩を開く
顎を引き、首をまっすぐに保つ
肩甲骨を寄せるイメージを持つ
腰は反りすぎないように注意する
2. 立っているときの姿勢
壁に背中をつけて立ち、後頭部・肩・お尻・かかとが自然に壁につくようにする
頭が前に出ないように意識する
3. 座っているときの姿勢
骨盤を立てるように座る(背もたれにもたれない)
足を組まずに両足を床につける
デスクの高さを調整し、腕を自然な位置に保つ
4. 日常生活での工夫
デスクワークの姿勢改善
- 画面の高さを目線に合わせて前かがみにならないようにする
- 肘が90度になるように椅子や机の高さを調整する
- 1時間に1回は立ち上がって軽くストレッチをする
スマホの使い方に注意
- スマホは顔の高さまで持ち上げ、下を向かないようにする
- 長時間の使用は避け、こまめに首や肩を動かす