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こんなお悩みはありませんか?

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準備運動などをせずに久しぶりに運動をし、転倒してしまったり足を伸ばしてしまってから痛みが出るようになり、そこから中々痛みが治まらない。

子供の運動会などに参加をして走った時から足に激痛が走り、痛みは最初に比べて引いたものの違和感や痛みが残っている状態が続いている。

以前、肉離れを経験しており、その時ほどの負荷が加わったわけではないが、以前肉離れを受傷した時と同じような痛みが出ている。

運動をした際、筋肉が切れるようなプツンとした音やブチっとするよな音が聞こえ、そこから痛みが出た。

内出血や、太ももやふくらはぎなどの大きい筋肉にへこみなど目で見てわかるような変化がある。

肉離れで知っておくべきこと

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肉離れは受傷した際に激痛が走るのはもちろんですが、激痛の後に痛みが著しく低下することがあります。しかし、痛みが引いたからといってそのまま放置しておくと、一度損傷した筋肉は通常の筋肉よりも硬くなることが多く、肉離れの再発に繋がることがあります。

また、痛みが引いた後でも、痛みが出る前と比べて足が上がらなくなったり、腕が上がらなくなったりすることがあります。これにより、本来筋肉が持つ働きがうまく使えなくなり、階段の上り下りが辛くなったり、少しの段差で躓きやすくなることがあります。

肉離れは筋肉痛と似た痛みが出ることがあり、筋肉痛と勘違いして放置してしまうことがありますが、放置しておくと前述のような問題が生じる可能性があります。そのため、症状の現れ方の違いを理解しておくと、対応が遅れることなく、スムーズに施術を進めることができます。

筋肉痛は運動や筋肉を使用してから1~2日後に痛みが出るのが一般的ですが、肉離れの場合は運動の最中や筋肉を使用している最中に痛みが出ることがほとんどです。どちらの症状か迷った際には、この点を覚えておくと良いでしょう。

症状の現れ方は?

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肉離れの症状は、損傷の程度や場所によって異なりますが、一般的な症状の現れ方は次の通りです。

・鋭い痛み
急に激しい痛みを感じることが多く、筋肉が「ピキッ」と引き裂かれるような感覚を伴うこともあります。多くの場合、動作中や運動中に発生します。

・腫れや内出血
損傷部位が腫れ、場合によっては皮膚の下に内出血が見られることがあります。内出血が広がることで、数日後にあざが見られることもあります。

・筋力低下
筋肉が損傷しているため、力を入れにくくなり、損傷部位の筋肉を使うことが困難になることがあります。

・可動域の制限
肉離れが起きた筋肉を動かすと痛みが強くなるため、動かせる範囲が制限されます。

・硬さや緊張感
損傷した筋肉が硬く感じられたり、引きつった感覚が続くことがあります。

・損傷時の音や感覚
筋肉が断裂した際に「プチッ」や「ピキッ」という音や感覚を感じることがあり、それをきっかけに痛みが強まることが多いです。

その他の原因は?

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・ウォーミングアップ不足
運動や活動前に十分な準備運動やストレッチを行わないと、筋肉が柔軟性を欠き、急な動きで損傷しやすくなります。

・筋力の不均衡
体の特定の部位だけが強くなり、他の部分との筋力バランスが崩れていると、特定の筋肉に過度な負担がかかり、肉離れを引き起こすことがあります。

・疲労
筋肉が疲労している状態で無理に運動を続けると、筋肉の回復力が低下し、損傷しやすくなります。特に、連続して運動を行うアスリートに多く見られます。

・柔軟性の低下
年齢や運動不足により筋肉の柔軟性が低下すると、伸縮性が乏しくなり、急な動きや過度な負荷に耐えられなくなります。

・過去の怪我
以前に肉離れや筋肉の損傷を経験したことがあると、その部位が弱くなり、再発するリスクが高まります。

・急激な方向転換や動き
短距離ダッシュや急なストップ・スタート、ジャンプなど、筋肉に急激な伸縮を強いる動きが原因で肉離れが起こることがあります。

・寒冷環境
寒い環境では筋肉が硬直しやすくなり、温まっていない状態で運動すると肉離れを起こしやすくなります。

・不適切なトレーニング
トレーニング方法が不適切であったり、無理に過剰な負荷をかけたりすると、筋肉が損傷しやすくなります。

肉離れを放置するとどうなる?

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・治癒が遅れる
適切な施術を行わないと、回復が遅れ、痛みや違和感が長引くことがあります。

・筋力低下や機能低下
筋肉が正常に修復されないことで、筋力が低下し、日常生活や運動に支障をきたすことがあります。

・再発のリスクが高まる
不十分な回復のまま運動を再開すると、再び肉離れが起こりやすくなります。

・慢性的な痛みやしこり
完全に回復しない場合、筋肉にしこりができたり、慢性的な痛みが残ることがあります。

・筋肉の変形
筋肉が適切に修復されない場合、筋肉組織が変形し、見た目や機能に問題が生じることがあります。

肉離れが疑われる場合は、早期の施術と適切なリハビリが重要です。

当院の施術方法について

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当院の施術メニューの中で、肉離れに効果が期待できるものとして筋膜ストレッチとEMS電気施術がございます。

【筋膜ストレッチ】
筋膜ストレッチでは、筋肉を包んでいる膜である筋膜をストレッチすることで筋肉の柔軟性を良くし、筋肉の血流を改善します。その結果、張りづらい筋肉を作り、怪我の予防や腱の断裂の予防にも効果が期待できます。また、血流が良くなることにより、怪我の回復が早くなることが期待できます。

【EMS】
EMS電気施術では、筋肉の浅い領域から深い領域までアプローチすることができ、症状に合わせた電気の種類を流すことができます。電気で筋肉を緩めることが可能です。

改善していく上でのポイント

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1. 初期対応:RICE処置
肉離れを起こした直後は、RICE処置が非常に効果が期待できます。

・Rest(安静):損傷部位を休ませ、痛みを感じる運動を避けます。
・Ice(冷却):怪我後すぐに氷や冷湿布を患部に当て、腫れや痛みを抑えます(1回20分程度、1日数回)。
・Compression(圧迫):包帯やサポーターで患部を軽く圧迫し、腫れを抑えます。
・Elevation(挙上):患部を心臓より高く上げ、血流を減少させることで腫れを抑えます。

2. 痛みが引くまで無理をしない
痛みがある間は、無理に動かさないことが大切です。無理をして運動や活動を再開すると、再度損傷するリスクが高まります。痛みが治まるまでは安静を保ち、負荷をかけないようにしましょう。

3. リハビリとストレッチ
筋肉がある程度回復したら、軽いストレッチやリハビリ運動を始めます。
・軽いストレッチを行い、徐々に筋肉の柔軟性を取り戻します。
・痛みがなくなり次第、負荷の軽い筋力トレーニングを取り入れていき、筋肉の強度を回復させます。

4. 段階的な復帰
回復の初期段階では、負荷の軽い運動から始め、徐々に強度を上げていくことが重要です。一気に激しい運動に戻ると、再発のリスクが高まります。医師や理学療法士の指導に従って、適切なプログラムを組みましょう。

5. 栄養補給
適切な栄養を摂取することで、筋肉の回復を促進することができます。
・タンパク質:筋肉の修復に重要な役割を果たすため、肉や魚、大豆製品などを積極的に摂取しましょう。
・ビタミンCや亜鉛:筋肉の回復や組織の修復を助ける栄養素を補給しましょう。